健康も、環境も、未来も。畑から変えていく
「食べ物が原因かもしれません」—— 2019年、私は大腸がんと診断され、医師からそう告げられました。
農薬や化学肥料に汚染された食べ物が、私たちの体にどれほど影響しているのかを、身をもって痛感しました。
それまで福祉の仕事に携わる中で、子どもの発達障害の増加、精神疾患を抱える困窮世帯の増加、そして認知症による家庭の困難を目の当たりにしてきました。その原因の一つが「食」にあるのではないか。そう考えた私は、環境の変化にも衝撃を受けました。
かつて賑やかに鳴いていた虫やカエル、清流を泳いでいた小魚たちが姿を消し、後継者のいない休耕地が広がる篠栗の地。コロナ禍で職を失う人も多い中、私は決意しました。
「無農薬・有機農業で、安心できる食を届けよう」
2020年、農薬も化学肥料も一切使わない農業を始めました。特に子どもたちには、安全で栄養価が高く、素材本来の美味しさを感じられる野菜を届けたい。その思いで、日々土に向き合っています。
農業は決して楽な仕事ではありません。しかし、お客様から「美味しい」「体調が変わった」と喜びの声をいただくたびに、その苦労は一瞬で吹き飛びます。それが私の原動力であり、農業を続ける理由です。
私たちの農作物が、あなたや大切な人の健康を支える一助となることを願っています。
子どもたちに、本当の“食”を届けたい

子どもたちに安全で栄養価が高く、素材の美味しさを届けたい——その想いで土に向き合い続けています。
「美味しい」「体調が良くなった」その声が、私たちの原動力です。
育てているのは、命と希望

一滴一滴に想いを込めて。
今日も元気に育ってね。
自然の力と、手間ひまかけたお世話が、美味しさと安心につながります。
命を育てる、やさしい時間です。
やっと出会えた今日の一玉

手をかけ、想いを込めて育てた玉ねぎが、今日こうして実を結びました。
土のにおい、太陽のぬくもり、そして季節のリズム。
自然の力と、丁寧な手しごとが詰まったこの一玉が、
あなたや大切な人の笑顔と健康につながっていきますように。
「食べること」は、「生きること」。
その原点を、まっすぐに届けたいと願っています。
あなたの食卓にも、この想いが届きますように。